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行政書士 濱坂和子
行政書士 濱坂 和子
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一過性か、常習か

 人の性格は簡単には変わらない、という実感があります。私自身、もう中年といえる年齢であるわけなので、自分の性格は気をつけてもそうそう簡単に変えることはできないと感じるし、家族など自分の身近な人を見ても、そう思うことがあります。

 離婚相談を受けていて、「性格の不一致」以外で離婚を思い立つ原因のワースト3ともいえるのが、配偶者の浮気、暴力、借金でしょう。
 これらが、相手の性格的・性質的なものなのか、一過性のものなのかを見極めることが、重要なポイントです。

 異性問題には、一時の過ちのようなこともあるでしょう。暴力も、普段おとなしいのに、あるときカーッとなって手を上げてしまい、後から死ぬほど反省するような人もいます。借金も、離婚を考えるような額の負債であっても、元はといえば、事業を始めるための真面目な借金だったり。

 このあたりだと、たとえ1度でも許せないからと離婚の道を歩む人もいるでしょうが、離婚を思いとどまって今の山を乗り越えたら、案外に夫婦の絆が強まって、あのとき別れないでよかった、という日もくるかもしれません。

 でも、そうではない場合もあります。夫(妻)は、結婚する前からいつも彼女(彼氏)がいて、異性問題で悩ませられっぱなしだったとか、結婚してからずっと、何かとあるとすぐに殴られたり物を壊されたりということが続いていたとか、ギャンブルが好きで常に借金をしっぱなしだったとか。
 そういったものは、もはや性格や人格の一部分になっていて、改めるのはよほどの覚悟が必要でしょう。そういうケースのご相談を伺っていても、その時は反省するも、結局は改善されず裏切られっぱなしだったとか、自分に対してはもう開き直っている、とおっしゃる方が多いです。
 金銭感覚や暴力に関しては、親の代から続いているようなことも。

 離婚を決断するにあたっての最終的な判断材料は、矯正が可能かどうか、そのあたりになりそうですね。それでも、やはりこの人と一緒にいたい、と思うケースもありそうですが。

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