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行政書士 濱坂和子
行政書士 濱坂 和子
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大阪府箕面市粟生外院4-27-10
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協議離婚が難しい夫のタイプ

 私の離婚相談は、1本の問い合わせ電話や問い合わせメールで始まるのですが、最初のところを伺うや否や、直感的に「これは協議離婚は無理だ」と感じることがあります。

 最近多いパターンは、妻からの相談で、夫が特に金銭面に関して極端に細かい性格、というケースです。

 私の勝手な持論ですが、妻が専業主婦の夫婦の場合は、家計は妻に任せたほうが、大体はうまくいくのではないでしょうか。

 夫から妻へ、月々いくらと決まった額が渡されるケースがありますが、このようなケースで離婚を考えるに至った妻のほとんどが、余裕のある額はもらえていません。足りないと、妻はどこから捻出しようかと困惑し、「今月は足りないのでもう少しください」などと言おうものなら、管理能力がない、と夫に責められるのです。
 そして、そんな具合に長年財布のひもを握ってしまった夫は、どんどん妻に対してケチになってきます。

 ケチも度を超せば一種のDV、精神的暴力になりますし、経済的DVという言葉も使われるようになってきました。
 日々の暮らしで精神的な上下関係ができてしまうと、妻は生活費が足りないのは自分が至らないからだ、と自分を責め、妄想すら抱くようになります(もちろん、本当に妻の管理能力がない場合もあるでしょうけれども)。

 何かきっかけがあって、妻がこの状況から抜け出そうと思い、私のところへ相談に来られたりするわけなのですが、妻が「結婚して築いた財産は、夫婦二人のもの。離婚するときには、自分もそれなりの割合をもらうことができる」という財産分与のごく基本的な知識を得ても、ケチ夫は妻の言葉に耳を貸しません。「そんなの、おまえが勝手に言ってるだけや」という具合。

 ならば、自分で弁護士相談でもなんでもいいから、外で第三者のアドバイスを聞いてきてほしいのですが、ケチ夫はそれもしない。

 ですから、話し合いで妻の納得いく財産分与をまとめることは限りなく不可能に近いです。妻がどうしても協議離婚にしたいと思えば、泣き寝入りをするしかありません。

 それはあまりに不公平なので、調停でまとまるかどうかはわからないにせよ、まずは調停を申し立てることを勧めております……

 ……ということで既婚男性の皆さま、財布の紐は妻に握らせて、少しぐらい尻に敷かれているぐらいが、夫婦円満の秘訣なのかもしれませんね!

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